今年も花わさびの美味しい時期になりました。
連日花わさびの仕込みが続き、お好きな方は2~3度のおかわりを戴いてます。
鼻にぬけるつ~んとした感じとお酢の酸味のバランスがよくないと最大限の旨みは出ませんので
・・・・私が真剣に仕事をする一つでもあります(笑)
酢に漬ける時間が長ければ長いほど辛味が馴染んできますが
やはり漬けた翌日が一番の私の好きな食べ頃♪
昨日のように 「暑い」 日には茹でた筍と白身魚と和えると、
それこそ初夏のような一品になります。
でもまだ桜も咲いていないのですね・・・。
さて最近のニュース、私はあまり影響はないと思うのですが
「クロマグロ国際取引禁止法案」
またもやメディアでは過剰に不安をあおるような事を言って、出てくる映像は回転ずし。
私は正直なところ、そのようなお店で本マグロを出すべきではないと思います。
さらに本マグロとあっても今まで一度たりとも信用したこともありません。
いくら冷凍外国産本マグロの大量仕入れだからといって一皿2貫で150円。。
私には考えも付かない商品に思えてなりませんので。。。
過剰な低価格競争のような最近において、歯止めをかけるべく「モノがない」
というのはいいことではないかと思います。
その分、本当にいい物をいい状態で適正価格(安いということでなく)で提供してくれる
しっかりしたお鮨屋さんには誇りを持って欲しいなと思います。
今騒いでいるのはマグロですが、実はウナギに関しても
国際的な輸出はすでにかなりの制約があります。
規制法案での食の問題はうなぎ問題を知らせずにマグロマグロと騒ぐマスコミは・・・
う~ん、どうかなぁ・・・。
数年前のうなぎ規制問題において、都内某所にあった老舗鰻屋さんは
それを見越していち早く輸入ウナギに変えたのですが
やはり味の違いを指摘されてしまったようです。
そこからまた国産に戻そうにも問屋さんが量を確保できずにいるらしく。。。
一昨年、うなぎ蒲焼の産地偽装問題が明るみになった時、
スーパーなどではすぐに国産の出来合い蒲焼にシフトチェンジしましたね。
が!!
本来国産のウナギが行き着く先はそんなところではないと思います。
経済の力ではキレイ事は通用しないことは理解出来ますが、何かにつけ外からモノを見て
「文化の維持、文化の継承」
などと言う人は責任もなにもありません。
マグロというのはちゃんとした料理屋さんで食べるものであって、
ウナギというのもちゃんとした鰻屋さんで食べるものであると私は思うのです。
農業を 「アグリなんちゃらなどと言い放つだけの仕事の人」
がしっかりと伝えるべきではないでしょうか。
高値の華などとは違う問題があるように思えてなりません。
食の付加価値の基準が少し乱れつつあるような。。。